ハジメテノオト アレンジ

上で新作PVを紹介したので。


これはすてきリメイク!
原作の教科書的というか丁寧で上品な味に、華やかな見た目と香りの強いスパイスを加えた感じ。
コーラスの効いたシャープなボーカルアレンジと対旋律的にうねるドライブ感のあるベースラインは好き。ただ、アレンジ版はAメロ・Bメロでの音数が増えた分、サビの盛り上がりが見えない気もするので、そういう要素を求める人はダメかも。
原曲だと、サビ前、Ⅴ度(D → Dsus4 → D)からⅠ度(G)へ転ずるドミナント・モーションで、ギターが入り、一気に盛り上がる感が凄くて、良くも悪くも「手馴れている」というか、なんとなく音の費用対効果まで計算してそうなところが「プロ」っぽい。


このピアノ・アレンジも素晴らしい。
ハジメテノオト」はシンプルだけど美しいの極致。ノンケ(非ぼかろ厨)にも薦められるし、きっと教科書に載せてもいいと想うんだ。