1発即死プレイ「オワタ式」
非即死制のアクションゲームを、改造ROMで常時1発即死する状態にする制限プレイ「オワタ式」がおもしろい。
古株のニコ厨には半ば常識だろうが私は最近見たのであえて記しておこう。
「オワタ式」シリーズ
- マイリスト 投稿動画‐ニコニコ動画(SP1)(「ロックマン」1・2・3、「コナミワイワイワールド」)
- マイリスト オワタ式ロックマン4 【Mプレイ】‐ニコニコ動画(SP1)
- マイリスト オワタ式ロックマン4 【Nプレイ】‐ニコニコ動画(SP1)
- マイリスト オワタ式「ロックマン7&メガワールド」‐ニコニコ動画(SP1)
何がおもしろいか、以下にまとめておく。
- 洗練されたプレイ
- 戦術性の向上
- 奇策
- 勝てない絶望感、連戦、最後は運
1発のダメージさえ許容できない状態だから、もちろんプレイの精度は上がり洗練される。子供のときプレイしたゲームであれば感慨ひとしおだろう。
それに、プレイヤーのすべての行動が敵の動きやステージの構成を予測した戦術性の高い行動になるだろう*1。
ボス戦も、相手の行動パターンを読んで正解ロジックを導き出す意思決定の繰り返しとなる。
もちろん人間のやることなので常に正解との誤差は生じるが、起こり得る誤差を縮めながら被弾を避け、ただ生き永らえるために智恵を振り絞る、その姿が生物として本能的感動を誘わないはずがない。
セオリー通りの解答でどうにもならず、極度に追い詰められ、普通のプレイでは考えつかないような奇策が飛び出すのも見物。
しかし結局、どうしても運の部分が残る相手がいる。「ロックマン」シリーズだとランダム要素があり、動きが速い「2」のクイックマン、「3」のシャドウマン、ニードルマン辺り。特にオワタ史上に残る「ロックマン3」のドクロボット・クイックマン戦は300回を数え*2、「ワイワイワールド」のラスボス面は実に700回もの連戦の末に勝利を得ている。
正直、シャドウマンぐらいなら勝率が計算できる*3が、ランダム要素の多い「3」のドクロボット・クイックマン相手にすると絶望的すぎる。
なるべく「引きがいい」ことを祈るしかない。
この絶望感のともなう運否天賦の長期連戦に、もはやポッキリ折れそうになっているうp主の心。それでも続けるという、尋常ではないうp主の意地?
それらを趣深く感じることができる人にとっては「オワタ式」オススメです。