「太秦戦国祭り」公式マスコットキャラクター「うじゅ」テーマソングは音楽ユニット「MOSAIC.WAV」提供

昨年3月に書いたエントリの続き。
東映太秦映画村の「戦国祭り」が萌えキャラを前面に押し出し、テーマソングまで発表していた。
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京都ハジマタ\(^o^)/うじゅたま☆うじゅりんぱ‐ニコニコ動画(SP1)
京都ハジマタ\(^o^)/うじゅたま☆うじゅりんぱ‐ニコニコ動画(SP1)

なるほど、これが日本の神道か。

 今日では、神様は神社、仏様は寺院と、はっきり区別されているが、明治維新までは神仏混淆で、その区別が必ずしも明確でないことが多かった。
 仏教が国教化された奈良時代から、神と仏は一心同体と考えられ、たとえば、仏教の菩薩号を神名につけて八幡大菩薩と唱え、神仏の融合調和をはかった。これが、神仏習合思想であるが、また神は本地である仏が、この国に垂迹身(迹を垂れた身)として降臨したものと考え、これを本地垂迹説といった。

聖徳太子以降国教扱いとなった仏教だが、神道天皇の正統性を裏付ける『古事記』『日本書紀』と共に朝廷に利用されつつ仏教と融合して歴史の波を越え、近代を迎え王政復古とともに神道は国教の地位を取り戻した。
適応力の高い八百万の神は、最も進化したオタクという人種の煩悩の産物「萌え」をさえもその身に取り込まんとするのである。