鳥獣保護法違反:野鳥捕獲・飼育の7人を書類送検

5〜60代後半のオヤジたちが野鳥を手篭めにして癒されていたらしい。

 県鳥「オオルリ」など、野鳥を違法に捕獲し飼育したとして、下野署は10日、下野市上三川町の57〜68歳の男性解体工ら計7人を鳥獣保護法違反(違法捕獲鳥獣の飼養)の疑いで宇都宮地検書類送検したと発表した。7人は「野鳥を飼うことで癒やされた」などと供述、観賞のため飼っていたと容疑を認めている。
 調べでは、男らは自宅の庭や雑木林などに設置した罠(わな)で、ウグイスやヒバリ、シジュウカラなど野鳥計13種72羽を捕獲、飼育した疑い。近所の住民が4月、「鳥の鳴き声がうるさい」と同署に通報して飼育が発覚し、佐野・宇都宮両林務事務所と合同で5、6月に7人の自宅を家宅捜索。飼育に使っていたかごや、罠に使ったとみられる鳥もちも見つかり、押収した。
 男らは鳥かごの中に果物の皮などえさを置き、野鳥が食べに来たところを捕獲していたという。
 押収した野鳥は両林務事務所が放鳥、弱って飛べない野鳥は、矢板市の「県民の森」にある「野生鳥獣保護施設」で一時保護して、野生に戻す。同法違反は6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。【吉村周平】

別のニュースによると、

押収された野鳥はヒガラ三十四羽、ヤマガラ十一羽、メジロ十羽などのほか、県鳥のオオルリ、ウグイス、ホオジロなども含まれていた。

これだけいるとさすがに通報される。