スパロボOG


2007年1月25日に発売を予定していたが、クオリティアップのため、発売日未定になっていたPlayStation2ソフト、スパロボOGが発売中。*1

スパロボ公式サイト
http://www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_ogps/
スパロボ公式ブログ「熱血!必中!スパログ!」
http://blog.spalog.jp/
スパロボ動画
http://www.suparobo.jp/srw_lineup/srw_ogps/movie/index.html

OGの特色

公式サイト、公式ブログ、動画を観る限り、一言でいってしまえば、秀逸なビジュアルワーク、アニメーションにある。登場人物の顔の表情から、ロボットの戦闘シーンまで、テレビで放映されるアニメーションと差がないほどの迫力は、さすが半年も発売延期しただけあるといえるだろう。ただ、スパロボプレイヤーならご存知の通り、アニメーションはゲーム進行の妨げになるのが難点。1回観たらスキップしてしまう。ハイライトシーンだけリプレイできるといいのに。

発売後の盛り上がりについて

今日現在で実売約40万本です!(※弊社調べ)と2007.07.10付けのブログ(http://blog.spalog.jp/?eid=556693)にある通り、快調な売れ行き。

私はFCの第二次をプレイしてスパロボの面白さを知った。SFC魔装機神まで楽しんでプレイできたが、どんどんゲームバランスがシビアになっていたせいか、F、F完結編はクリアしなかった。スパロボに本格的なシミュレーションRPG的要素は求めていないんだ。もっと派手でキャッチーな作品であるべき。今回の方向性は正しいと思う。

その他、スパロボ全般について

そもそもスパロボとは、ガンダムエヴァマジンガーZ等の、全く世界観の異なるアニメに登場したスーパーロボット達が共同戦線を張って敵と闘うというゲームである。

すべての元ネタとなる作品の間に、どだい整合性が取れるわけがないので、いっそ細部は捨て去り、大胆に矛盾と対立を許す寛容な気持ちでいると楽しい。ホワイトベースに宇宙人や未来人や異世界人が乗っているのは、スパロボ界ではザラにある(未来人はないか)。

一方、OGではシリーズに出てきたオリジナル(アニメに出てきてはいない、ゲームオリジナルの)キャラが集合して共同戦線を張る。つまり、OGとはスパロボというシリーズに登場してきたオリジナルキャラ内のスパロボ的存在だといえる。スパロボはもはや、スパロボ内だけでスパロボができるほどの1ジャンルとして成り立っているという証である(知らない人が見ると何が何だか訳が分からない文章だ)。

*1:プレステ3が出ているのに未だプレステ2のソフトが新発売とは、因果な話である。