勤労感謝の日

これが何の祝日なのかよく知らなかったので調べてみた。
戦前の新嘗祭のことだった。

新嘗祭(にいなめのまつり、にいなめさい、しんじょうさい)とは、11月23日に、天皇が五穀の新穀を天神地祇(てんじんちぎ)に勧め、また、自らもこれを食して、その年の収穫を感謝する祭儀。

秋に新穀を供えて神を祭る稲作儀礼である。

飛鳥時代皇極天皇の御代に始められたと伝えられている。一時中断されたが、元禄時代東山天皇の御代に復活した。1873年太陽暦採用以前は旧暦の11月の2回目の卯の日に行われていた。1873年から1947年までは大祭日となっていた。

戦後は、勤労感謝の日として国民の祝日となった。新嘗祭自体は伊勢神宮及びそれに連なる神社の祭儀となり、伊勢神宮には天皇の勅使が遣わされて、大御饌(おおみけ:神が召し上がる食事)を供える形式となった。

勤労感謝の日(Labor Thanksgiving Day)という命名は米国の祝日であるLabor DayとThanksgiving Dayを合成したもの。
天皇信仰を否定するためにGHQが適当に組み合わせたのだろう。

すでに100年の歴史があり、もともと労働組合の祝賀であった「夏の最後を祝うお祭り」から来ているようです。

1882年にニューヨークでナイツオブレイバー(労働者の騎士?)が労働者階級の名誉を祝してパレードを開催、1884年にはさらに大きなものになりました。
このパレードの日が9月の第一月曜日だったのです。
このナイツオブレイバーはこの日をレイバーデーとしてパレードを続けていくことを表明します。

感謝祭は、イギリスからマサチューセッツ州プリマス植民地(Plymouth Plantation)に移住したピルグリムファーザーズの最初の収穫を記念する行事であると一般的に信じられている。