ツルが迷った?亜熱帯の奄美大島に飛来

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 ツルの越冬地として知られる鹿児島・出水平野だが、亜熱帯の鹿児島・奄美大島にもツルが飛来した。
 長年、奄美の自然を撮り続けている自然写真家・常田守さんによると、27日、鹿児島・奄美大島龍郷町の住民から「ツルがいる」と連絡があり、確認したところ、ナベヅル4羽とわかった。4羽はいずれも成鳥で、2組のつがいとみられている。

 4羽は、稲を刈り取られた後の田んぼで、落ち穂などをついばんでいる。奄美大島でナベヅルが確認されたのは01年以来2度目で、マナヅルは数回確認されているという。

 常田さんは「越冬地の出水平野に渡る途中に迷って飛来したのではないか。しばらくすると、間違いに気付き、出水平野に向かうのでは」と話している。

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