焼酎の語源

ところで焼酎って、なぜ「焼」なんだ。焼酎どっとねっとに以下の記述があった。

中国語では「焼」は熱を加えるという意味で蒸留酒を「焼酒(シャオジュウ)」と表現しています。焼酎の「焼」という文字は、モロミを加熱、沸騰させてつくるという蒸留酒の基本的な作業をさしています。また「酎」は濃い酒という意味。
(中略)
漢字を用いる中国や日本に限らず、西欧でも蒸留酒を指す言葉に「焼く」という意味の言葉を使うことがよく見られます。例えば、ワインの蒸留酒であるブランディは、焼いた、燃やしたワインという意味の「Burn Wine」が訛ってブランディと呼ばれるようになったとされています。

「Burn Wine」が訛ってブランディというのが非常に怪しいので、一応複数ソースを当たってみる。

語源ものがたりpartIIに。

古くはbrandy-wineと呼ばれていたのが,後半が略されてbrandyとなった.brandy-wineはオランダ語brandewijn(ブランデー)に由来する.これはbranden(焼ける)とwijn(ワイン)から成り,「焼けつくような葡萄酒」という意味である.

ふむ……。元がオランダ語というのを除けば、同じか。

関係ないが「酒の十徳」がおもしろかった。

【酒の十徳(狂言「餅酒」より)】 1. 独居の友 2. 万人和合す 3. 位なくして貴人と交わる 4. 推参に便あり 5. 旅行に慈悲あり 6. 延命の効あり 7. 百薬の長 8. 愁いを払う 9. 労を助く 10. 寒気に衣となる