好奇心は猫を殺す

知的好奇心は旺盛な方であるがそれも底なしではない。
思い知らされたのは大学生のとき。

友人2人(女子)が楽しそうに話しているので混ぜてもらおうとすると
「聞かないほうがいい」
「ガッカリする」
と言われた。
でも私にはとても楽しそうな話をしているようにしか見えなかったのでなおもツッコんで聞いてみると
「今年の冬のコートの新色」
について話をしていたのだと遠慮がちに明かされ、案の定、非常にガッカリしたことがある。

そもそも「聞かないほうがいい」という相手の気遣いを無視してまで聞いたのにガッカリしてしまう自分に、さらにガッカリである。

知らなくていいこともある。そんなもんだ。大人になった。