美しいhyde(156cm)を満喫する

先日、母乳ピンクの新曲について書いて思い出した*1のが資生堂 ピエヌ(2000)のCM。

「あなたは〜♪(ジャカジャーン)風のように〜♪やさしく〜♪」というハイトーンの鮮烈なフレーズとともに一色紗英がウニョウニョ踊る絵は凄く印象的だった。

このCMのテーマソング、L'Arc〜en〜Ciel「Neo Universe」はPVも近未来イメージが美しく見所満載だ。

しかしラルクというバンドを特徴付ける視覚的最重要要素といえば、美しく小さいヴォーカリストhyde(156cm)をおいて他にはありえない。
ここではhyde(156cm)の何に注目して観るべきかをコメントしておこう。

初期。V要素満載なhyde(156cm)の御姿を堪能したいキミは「眠りによせて」、「Blurry Eyes」のPVがオススメ。

眠りによせて

94年メジャーデビュー第1作にしてCDではなくビデオクリップというヒネクレ具合。
http://static.flickr.com/58/197128030_40077faf79_t_d.jpg
たなびくウェービーヘア、白装束の上からシャーマンのように数珠をいくつも首にぶらさげる神秘的(?)な風貌。
紗のかかった映像の中で、物憂げな瞳で遠くを見つめる。あげくに無防備な寝顔まで披露。お前はアイドルか。

Blurry Eyes

http://static.flickr.com/64/197131702_d0f3a84c9e_t.jpg
修道女のような純白のローブに、黒皮手袋、黒皮ジャン。カメラ目線をキメまくり、迫り来るメリーゴーランドの中で歌うというヴィジュヴィジュしい映像が痛々しくも美しい。

バンドメンバーと一緒にアクセサリー屋に入り、女の子のフリをして(声を出さず)おねだりをしてピアスを買わせたことがあるらしい。当時の美しく小さいhyde(156cm)の女らしさは本物だ。

しかし90年代のメジャーシーンで中性的なニューウェーブ系の風貌はあまりにキツイと判断。
徐々にフェミニンさを抑え、白面の美男子路線で攻める方向へ。

夏の憂鬱

http://static.flickr.com/70/197140586_d5255be9c2_t.jpg
まだ髪は長い。一瞬マイケル・ジャクソンかと見まがった。
「白い安室奈美恵」と言った人もいたらしい。じゃあ逆にアムロは「黒いhyde」なのか? ……いや逆はないか。

Lies and Truth

http://static.flickr.com/69/197149927_22902b088d_t.jpg
この辺りから髪を短くして「美少年」の風貌に変わる。
アルバムタイトルでは『True』『heart』とhyde(156cm)が最も美しい時代である。


気が向けば続く。

*1:母乳ピンクの方はエビが出る資生堂 アネッサのCMテーマ曲