PCI-Express

昨日はヌッ壊れた職場のPCを復旧するため、グラフィックボードを求めて朝からヨドバシAkibaに行ってきた。

すると驚いた! AGPが少数派になっていた。1〜2年で市場の勢力図はほとんどPCI-Express中心に塗り替えられていたわけだ。

私を置いて世の中は動く。私が死んでも代わりがいるもの。そんな気がした。

PCI-Express(ぴーしーあいえくすぷれす)は、2002年にPCI SIGによって策定された、I/Oシリアルインターフェースである。

PCIバス、及びPCI-Xバスの欠点を補うべく、Intelが開発を進めていた3rd. Generation I/O、3GIO(すりーじーあいおー)がその基になっている。

1レーンあたり2.5Gbpsの転送速度で、送信/受信を分離した全二重方式を採用し、5Gbpsのバンド幅を持つ。またレーンを複数束ね、さらに低レイテンシ、高バンド幅を可能とする、x2、x4、x8、x16、x32も仕様化されている。特にx16 PCI-ExpressAGPバスに代わるビデオカードのインタフェースとして利用される。

またPCI Express x1をベースとした新たなPCカードの規格であるExpressCardも策定されている。

数年間で瞬く間に普及し、2005年現在ではAGPをほぼ完全に置き換え終わり、汎用バスもPCIPCI Explessの割合でマザーボードに搭載されている。