赤ちゃんの命を救った猫

真夜中に玄関前に置き去られた赤ちゃんの命を、住人が起きるまで鳴き続けた猫が救った。

[ベルリン 15日 ロイター] 真夜中に玄関前に置き去られた赤ちゃんの命を、住人が起きるまで鳴き続けた猫が救った。

ドイツのコローニュ警察の広報担当、ウベ・バイヤー氏は「猫はヒーローです」とコメントした上で、「猫は住人が気付くように大きな声で鳴き続け、赤ちゃんを低体温症から救ったのです。なぜ猫がこんなに騒いでいるのか気になった住人が玄関のドアを開け、置き去りにされた赤ちゃんを発見したというわけです」と説明した。

赤ちゃんは男の子で、午前5時頃に病院へ搬送された。また、その時の気温は0℃になりそうなくらいだったという。赤ちゃんは軽い低体温症だったが無事で、母親からの置手紙もなかったそうだ。