財布を落としたショック

教師も人間。教師も1つの職業にすぎない。というお話。

29 :番組の途中ですが名無しです :06/03/03(金) 01:26:40.93 id:yDY4zw2+0
私、教師やってんだけど、卒業式のときにサイフ落としてさ、
卒業生見送ってる場合じゃなかったから本当にやる気ゼロで、
最後の言葉も自分で何をいったか分からないくらい適当だったんだけど、
途中で、隣のクラスの先生が「サイフ見つかりましたよ」なんていってくれたときは、
本当に心から「卒業生おめでとう!」なんて思ったね。

人間らしくていいです。

そういえば、なぜ教師は「先生」なのでしょう。
考えたことはありますか?

普通、サービス業は、「お客様は神様です」と言って、お金を出してもらう側にへりくだるもの。サービスを提供する側が「先生」といわれ権威をもったサービス業なんてめずらしいです。

「先生」と呼ばれる代表的な職業は、医者・弁護士・教師です。
医者・弁護士の場合、以下の特性が共通します。

  • 高い学識と専門性(長期間の専門教育に裏付けられた技術)
  • 生物的あるいは社会的に人間の生命を守る

彼らの「先生」と呼ばれるだけの聖性と権威性はおそらくここから来るのでしょう。

一方、教師にはそのいずれの特性もありません(学識がある人は教師をせず自分の道を極めます)が、それを補って余りある「教える」という行為が、権威の源なのではないかと思います。情報を統制するという行為が、どれほど社会支配の常道として用いられてきたことか。「仰げば尊し 我が師の恩」とまで言わせる事実が、人間にとってどれだけ情報が重要であるかを表していますね。