ばたふらい

GW前に訪れた鎌倉は長谷寺で頂いた「美鈴」の和菓子です。
普通、予約しないと食べられないのですが、最近、長谷寺の茶屋で出してもらえるようになりました。
そんな地元の最新情報を、気まぐれに乗った人力車の車夫の人に聴いてしまっては、一路、馳せ参じる*1他は無いのでありました!

鎌倉の和菓子は京都とも東京のそれともまた違った、別世界を作り出しています。
京の和菓子は、1000年の長きに渡り殿上の風雅に洗練され、繊細、玄妙にして優雅、美麗の極み。一方、鎌倉の和菓子は素朴ながら上品なその姿、味わいを楽しませてくれる、鎌倉らしい和菓子と言っていいでしょう。

遠浅の海に近く回りを山に囲まれた鎌倉は攻めるに難く守るに易いがゆえ武家の都として選ばれました。
その変化に富んだ地形は、さまざまな自然を見せてくれます。
また街中は馬がやっと通るほどの小径がいくつも走り、古い町並みながら京都とはまた違った風情を味わえます。
またいきたいですね、鎌倉。

*1:嗚呼……そういうつもりはなかったのに、おやじギャグになってしまった。