門番メイカーryoの新作「初めての恋が終わる時」

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きた。



「♪めーるとっ とっけてしまーいそーおー」

「♪せっかーいでーいちばーん おひめさーまー」

「♪ぶらーっくろーっくしゅーたー なんとかかんとかー」


そういうスコーンと抜けてくるサビのキラーフレーズがなく少し地味めだが、いつものとおり繊細にして豪胆なリズムパターンの変化を軸にした変幻自在の編曲が飽きさせない。

Aメロはロック風の8ビート(偶数拍スネア)、Bメロで4つ打ちでギターもチャッチャというスカパンク風に変化したかと思いきや、中盤から弦楽隊とスネアが入り乱れ。サビでは4つ打ち+スネア裏でツッチーツッチーとハイハットがリズムを刻むダンス系に収斂しサビメロを盛り上げる。フィルインでギターが泣き、ピアノがテンションを加えと全方位に対して芸コマ。

サビ後半の「そう思った途端に〜」あたりでツーバスに変化してドタバタするのはすこーし編曲意図がわかりづらいが、ラスサビでそこが空白になって「……今だけは泣いていいよね」で、気持ちの整理がついて静かになる、っていう流れは、さすがでございます。