赤松健 自分のWeb日記で「バクマン」トーク

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8/24 マガジンでは「血筋」はNGワードらしい。冷戦が完全に終結した21世紀にして、たかが少年マンガ雑誌に未だに右だの左だの思想を持ち込むのは、おとなげないねえ。

バクマン』の、”原作の方の少年”が大好きな私なんですが(笑)、今週
の「血」の辺りのセリフは、マガジンだったら完全NGですね。(^^;)
ジャンプだと、「血筋のおかげで○○できる(できない)」という考え方が
ごく普通に出てくるでしょ? しかしマガジンでは、そういうのを差別発言と
考えているようで、他の言葉に差し替えられることが多いのです。特に「血」は
ダメですね。「家柄が良い(悪い)」に直してもギリギリ駄目かも。
この辺の姿勢は、やっぱり68〜70年代「右手にジャーナル、左手にマガ
ジン」時代に固まったのだと思われます。ここから更に左に行くと、ガロ方
面となります。

9/2 新人賞狙いの方法論

今週号のバクマンで、過去の受賞作を全部調べて新人賞の傾向をつかむ手法が
出ていましたが、これは「佳作」狙いの手堅いやり方で、私もやりました。(^^;)
(私は「赤本」法と呼んでいます)