現実と虚構

http://mainichi.jp/enta/mantan/graph/anime/20080727/

この記事の記者は、現実と虚構の区別をつけ、かつ、虚構を虚構として楽しむ作法を知るべきだ。

 初代マクロス飯島真理さんが演じたヒロイン「リン・ミンメイ」が歌った「私の彼はパイロット」とともに登場した中島さんだったが、デビューイベントに感極まったのか涙で声を詰まらせ、時折歌えなくなる場面も。

あれは劇中登場人物であるランカ・リー*1ちゃんのデビュー(という設定のイベント)であり、男性声優が出てきたときだけ「中の人」と入れ替わり話をしたが、それ以外は徹頭徹尾「中の人」などいないのだ。

その前提に立つと、涙で声を詰まらせるシーンだってランカ・リーとしての演技である。

「はじめてのときは、絶対、泣かないって、決めてたのに!」とか、どこをどう聞いたって胸キュンファンサービスである。そりゃあファンは煽られるだろうさ(性的な意味で)。

*1:フィリピーナ顔だけど3次元だから仕方ない。