塩で歯磨きは本当に良いのか?

気になったので歯科医のサイトを探してみた。結論は「悪くは無いけどそんなに良くも無い。歯磨き粉の方がいいんじゃね?」ってことでした。

確かに、塩には歯肉を引き締める作用や、浸透圧によって炎症を抑制する効力などがあります。また、食塩の粒が歯肉を刺激するマッサージ効果があるとも言われています。しかし、食塩が多すぎると、浸透圧による脱水作用によって歯肉や、ほおの内側の粘膜を傷めることがあり、また、粒が磨き砂のように働いて歯肉を傷つけることもあります。

通常歯科医院では塩で歯を磨くことはお勧めしておりません。
市販の練り歯磨きを使用された方がよろしいでしょう。

Q10.塩で歯を磨くと良いと聞きましたが、本当ですか?
A.塩は組織を引き締めるという働きがあるので、歯茎をマッサージすることはいいと思います。
ただし、歯ぐきが腫れている時などに使うと、一層腫れてしまうこともあるので使い方には注意が必要ですね。

 “塩”ねぇ。よくきかれますが、“漬物じゃあるまいし”それで歯肉が引き締まると思ったら、 これまた大間違い。昔は“塩”くらいしかなかったから塩が効果的と思っていたかもしれません が、どうせならもう少し薬理効果のある歯磨きでも使った方がまっしでしょう。
 そんなことより、歯石の除去!!

Q 塩による歯ぐきのマッサージは歯周病の予防によいのですか?

A 塩は随分昔から歯磨剤として用いられてきました。確かに若干の殺菌作用や唾液分泌の効果があり、水分を吸収しますので歯肉が引き締まった感じがするかもしれません。しかし塩自体に歯肉の血液循環を良くしたり、丈夫にするといった特殊な作用はありません。粗塩ですとかえって歯肉を傷つけることがありますので気をつけてください。