うつろな夜に“添い寝”する…「ラブドール」ハルミデザインズ主幹・島津寛インタビュー
大人の人形「ラブドール」の制作者が語る。
元々はキャラクターグッズを作ろうとしていたがタッチの差でディズニーとの契約がとれず、在庫となった原料をはかせるためにラブドールに方針転換。
「同じ原料が使える人形だったら何でも良い」というのはそうかもしれないが、そこでダッチワイフに行くとは大胆な発想の転換。
「いまもあるんですよ。今度はぽっちゃり型をつくってくれとか、もっと巨乳がいいという声が」
だが、その期待には応えられそうにないという。
「金型にかかる圧力は人形の断面積の3乗に比例するので、ぽっちゃり型をつくるとなると、さらに頑丈な金型を用意しなければならない。うちは一体一体が手づくりだし、家内工業的にやっているので、そこまでの設備投資はできないんです。バストも、いま一番人気の人形の83センチで限界なんですよ」