公的年金が「ハゲタカ」に変身したら

年金であえてハゲタカに金を出してみようというモリタクの経済漫談。これは芸風か。

 公的年金のハゲタカなんて、想像するだけでも面白いではないか。乗っ取られる側の企業にしても、相手が村上ファンドスティール・パートナーズなら腹が立つかもしれないが、公的年金に乗っ取られるならば「まあいいか。しかたがないや」と思う‥‥かもしれない。

 わたしは一人、この考えに悦に入っているのだが、残念ながら今のところ誰もこうした提案に賛同してくれる人がいない。この文章を読んで、「なるほど」と思った関係者の方は、ぜひご一考を願いたいものである。