ウィルコム、「I=PHS」


ウィルコムがブランドキーメッセージとして「I=PHSを掲げるキャンペーンを展開している。
PHSは日本で生まれた独自の通信技術だ。世界を代表する移動体通信システムとして成長し、現在、PHS加入者数は全世界で約1億人。中国においては「小霊通」というオカルトっぽい名前で親しまれている。その日本国内でPHSを提供し続ける唯一の会社「ウィルコム」が、「PHSならではの優位性」を改めて説明するため、ブランドキーメッセージとして掲げた「I=PHS」。Iは「私」であり「オンリーワン」の意味を込めたIなのだろう。それともi-modeのiに対するアンチなのだろうか。新しさはないが挑戦的なメッセージである。

オフィシャルサイトのキャンペーンカラーは、黒。

  • 携帯電話の影に隠れる「闇の実力者」の象徴?
  • SBMの「ホワイトプラン」のイメージに対抗?
  • 消去法?

理由はどうあれイメージカラーを黒とする会社は少ない。逆に目をひくのでいいという戦略か。そういえば私のPCのディスプレイやキーボードやマウスは、知らず知らず黒系統だった。光沢のある黒は重厚で高級感がある。明るい色ばかりのところにあると空間が引き締まってよい。