ネットで「銚子電鉄を救え」 名物「ぬれ煎餅」に注文殺到

 「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです」。11月15日夜、銚子電鉄の公式サイトトップページに、切実なメッセージが掲載された。内容は「法定検査の費用が捻出できず、来年の元日以降、現在のダイヤで運行できなくなるかもしれない。社員一同努力するが、お客様にも『ぬれ煎餅』や鉄道グッズの購入をお願いしたい」というもの。社長と従業員連名の訴えだった。

 銚子電鉄は、銚子〜外川間の6.4キロを運行するローカル鉄道で、1日72本(36往復)運行している。近年は赤字続きで一時は廃線も考えたが、沿線住民からの「維持してほしい」との要望は根強く、グッズ販売などの“副業”で支えてきた。

私のぬれ××を買ってください……。稼がないといけないんです……。



××=煎餅