いじめられる方にも原因がある
タイトルからは、いじめの原因をいじめられっ子に帰する、まるでいじめを正当化するような論調を予感させる。
だが本論は全く逆で、
- 「いじめられる方にも原因がある」という定理は否定できない。
- なぜなら、誰しもいじめられる原因があるからである。
- 逆に、誰しもいじめる側に回る可能性もある。
- 本人がいじめている意識がなくともいじめられる側はそう感じることもある。
と展開する。
同じ命題を出発点にして、大方が予想する方向とまるで逆の論調を導いている。うまいなあ。
「いじめ」というホットな話題で、危険球すれすれの高度な釣りを駆使する手腕に賞賛を惜しまない。はてなブックマークも大賑わいである。
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