教育に対する教育
最近の教育関連のニュースに対しては「みんな教師に期待しすぎ」という感想を抱く。
教師といえども、教育サービス産業に従事する一介のサラリーマンである。
教師側も生徒側もその認識を持って、適切な距離を置いた節度ある人間関係を築くべきだ。
もっと重要なのは、互いに教え教えられるという関係は社会に出ても頻繁に発生するので、そのための方法論や心構えを第一に教えるべきである。
(ここから私怨入ります)
あるとき私に職務上の質問をしてきた女性(他社)の態度がひどかった。
私の話が理解できなかった彼女は、
(゚Д゚)ハァ?
みたいな顔でしばし唖然とし、そして私を無視して周りの人に「今の話、分かります?」と解説を求めた。
唖然としたいのはこちらの方だ。自分の無理解を棚に上げて「何なのコイツ話にならないワ」みたいな態度をなぜ躊躇なく取れるのだろう……?
なんか教育とか情報というものに対して根底から思い違いをしているとしか思えない。
そりゃあ札束で私の頬を叩きながら、そういう態度をとるのであれば、一向に構いませんことよ? 日本は資本主義の国ですし。
しかし別に教育する義務も何もない相手に、ねェ……。
それから彼女は数ヶ月以内に職場から姿を消したが、ああいう態度を取っていたのでは仕方ない。
こういう手合いを世の中に出さないよう、子どもの頃から
- 教育はサービス
- そのために親はお金を払っている
- 義務教育を受けられるのは非常にありがたいこと
- お金を払っている教師に一定のサービスレベルを要求するのは当然である
- しかしあくまで相手はサラリーマンなのだ
- 過剰な期待をするな
と刷り込みをしておかねばならない。