1生涯において感じることのできる「1年間の感じ方」の消費の仕方
1年間の長さは同じだとしても*1、1年間の感じ方は年を取るごとに短く感じられる。
1歳児にとってその1年は人生のすべてだが、100歳の老人にとっては人生の100分の1にすぎない。x歳の人にとって、1年間という時間の人生における割合は、1/x(xは自然数)。「1年間の感じ方」は、年齢に反比例するのだ。
x歳の人が1生涯で感じてきた「1年間の感じ方」の総和は、下記式で表せるとしよう*2。
上記式を元に、a歳まで生きる人の1生涯に感じられる「1年間の感じ方」の総和で、b歳まで生きた時点の「1年間の感じ方」の総和を割る。
これはその人がa歳までの1生涯に感じられる「1年間の感じ方」の総和のうち、b歳時点までで消費している量の割合である。
というわけで、a = 100としてbが1から100まで変化したときの上記式を試算してみた。
どうやら100歳まで生きる人でも、1生涯における「1年間の感じ方」を、10歳児になるまでに半分、20歳時点で7割ぐらい使い果たしているようだ。
a=100
sum=0
arr=[0]
for i in 1..a
sum=1.0/i+sum
arr[i]=sum
endarr.each{|e|p e/arr.last}