探偵

アメリカでは州レベルで銃器の保持さえ許される公的免許制度があり、元刑事が転職したり個人開業したりする例もある。リンカーン暗殺を阻止したピンカートン探偵社は、北米最大の法人探偵社として有名。

(各種の法執行官として一定の実務経験を有する者が、試験を通過して保証金を納めると晴れて許可状・身分証・身分章(バッジ)を交付され開業出来る―カリフォルニア州の場合)

かくのごとき公的な「探偵」は日本には存在せず、自称探偵はヤクザと同等にアングラな存在だった。今年6月に探偵業の業務の適正化に関する法律案が議会を通り、晴れて日本で公的職業として「探偵」が認められた。

この探偵業法の成立に深く貢献したのが大手探偵社、ガルエージェンシー。大手Webサイト、探偵ファイルの製作元としても有名だ。

「探偵」が公的職業として一般化するのに次に必要なのは教育で、そのための探偵学校もガル配下に用意されている。

ガル探偵学校 http://www.galu.com/

私個人は他人の尻を追い回すような仕事は御免だが、今後、独立・就職をめざす人はどうだろう。浮気調査とか人探しばかりでなく「競合企業調査/損害賠償請求、資産調査/雇用調査、ヘッドハンティング」等法人向けのサービスもある。今後需要は増えていくのではなかろうか。

関連