イルカ母子泳ぎながら睡眠 観察で確認、豊橋技科大
半球睡眠できると便利でいいなあ。
特殊技術としてほかにも,半球睡眠がある。これは,左右の大脳半球を交互に眠らせながら,行動を持続させるというものである。イルカやオットセイなどの海獣類が泳ぎながら,またアホウドリやカモメなどの鳥類が飛びながら実行することが知られている。
日本睡眠学界より。
生後間もないバンドウイルカの母子は、泳ぎながら眠っているとの観察結果を、関口雄祐豊橋技術科学大助手(行動生理学)らが18日までにまとめた。
昨年6月に、米カリフォルニア大の研究者らが、呼吸のため水面に近づくイルカの観察結果をもとに、「母子は出産後1カ月間は目を閉じず、ほとんど眠っていない」との研究結果を英科学誌ネイチャーに発表。関口助手らは、この説に反論した。
イルカやシャチなどは泳ぎながら片目をつぶり、脳の半分を休息させる半球睡眠をすることが知られている。
関口助手は鴨川シーワールド(千葉県)と南知多ビーチランド(愛知県)で出産直後の母子計3組の行動をプールのガラス窓から観察した。
(共同通信) - 7月18日7時7分更新