オラクルからSAPへの移行プログラム

オラクルは昨年からOFF SAPという、SAPからの乗り換えキャンペーンをやっている。それと全く同じことをSAPが始めたのだ。

PeopleSoft、JD Edwards、EBS、Siebelソリューションの先行きの不透明さに直面している企業は、SAPの提供するSafe Passageプログラムにより、安全かつ確実に最新のビジネスアプリケーションへ移行することができます。

しかもオラクルによるピープルソフト、JDエドワーズ、シーベル等、業務パッケージベンダーの度重なる買収劇を槍玉に、不安を煽るネガティブキャンペーンを張っている。欧米的だねぇ。

　SAPは7月5日、オラクル製品からSAP製品への移行を支援するプログラム「Safe Passage」を発表した。

　同プログラムは「JD Edwards EnterpriseOne」「JD Edwards World」「Oracle E-Business Suite」「PeopleSoft Enterprise」「Siebel Business Application」の利用企業を対象にしたもの。SAPが過去のオラクル製品への初期ライセンス費用の最大75％を負担し、オラクル製品をSAP Net Weaverに統合するためのコネクタも提供する。

　同社によると、海外ではすでに200社強がこのプログラムを利用しているという。