箱根山戦争

ワードBOX= 箱根山戦争

 1940年代後半から60年代後半にかけて西武、小田急グループ間で繰り広げられた箱根の輸送シェア争い。小田急系の箱根登山鉄道が既にバスを運行していた路線に西武系が参入したことが発端とされ、西武が経営する道路に箱根登山鉄道のバス乗り入れを拒否するなどの事件が起きた。訴訟合戦や株の買い集めなどの応酬が続いたが、68年に両トップが会談して和解。しかしその後も連携することはなかった。

箱根の交通網はこの対立構造によって今の形になっている。道理で連携がほとんど取れていない。