トラックボールの功罪

トラックボールの弱点。

  1. 衝撃に弱い(製品依存?)
  2. 要メンテナンス(掃除)

比較

トラックボールのいいところ

以前紹介した愛用のオプトトラックボールを床に落としてしまったらホイールが壊れてスクロールできなくなっちゃいました。

通常の状態でホイールを回転させるとかかる抵抗(=回転を伝達する)が無くなって(=空回りして)いるので、念のため解体して見たところ、ホイールとギアを繋ぐシャフトの部分が折れていました。(ノ∀`)アチャー

安物の光学マウスも解体して構造の比較をしてみたところ、基盤の位置に差異がありました。
マウスは、基盤がぴったり底と接触しているのに対して、トラックボールは基盤を底から柱で浮かせる構造になっています。


そのせいで衝撃が伝わりやすいのでしょう。
マウスは手の動作でポインタを移動するものですが、トラックボールは手を固定し指だけでポインタを移動します。そのため掌に自然に沿う形状で、マウスより少し厚みがあり、その分基盤を底上げしているのでしょう。

あとトラックボールの回転を滑らかにするボールベアリングの周りに手垢と埃の混ざった汚れが付着していました。これもトラックボールの難点でしょうか。
マウスのボールを光学センサーにとりかえたのがオプティカルマウスですが、オプトトラックボールになるとボールをまた復活させ、その動きを光学センサーで追うようなもので、駆動部が必然的に増えます。親指一本でポインタを動かせるので楽で気持ちいいんですが……メンテナンスフリーではなくなります。