イオン&オリジンで総菜コンビニ

ドンキが夢見ていた次世代コンビニ構想は、オリジンの株とともにイオンに持ってかれてしまいました。

 新しいコンビニは、店内で調理して販売する総菜売り場を設置する計画。宅配ビジネスなど新規事業の研究にも取り組む。食材の共同購入や物流網を共有することでコスト削減も進める。

 当初は、オリジンがイオンの総合スーパーなどに出店。商品や人材を提供しイオンの総菜事業を強化する。またオリジンは、イオンの仕入れ網や人材を活用し、単独で首都圏以外の出店も加速させる。07年から近畿地区に約100店、08年には中部地区に約50店を出す計画だ。

 会見で岡田社長は「オリジンから学び、イオンも総菜事業の改革を実現する」と強調。高梨社長も「シナジー(相乗)効果を追求したい」と語った。