米最大手の食肉加工業者が民主党に怒る理由

ありゃどう見ても脊髄です。
誰もが目を疑った、アメリカ産牛肉輸入禁止問題。

今月2日に民主党の調査団が現地の状況を報告するが、どうも「小泉批判のためのデッチアゲじゃねぇ?」という疑念があがった。
民主党曰く

「工場は髄液が飛び散っていた。BSEの原因物質が蓄積するとされる特定危険部位の除去が粗っぽい。高圧洗浄しているので大丈夫との説明だったが、完全には洗浄できていない印象を受けた」(山田正彦衆院議員)、「(特定危険部位である)脊髄の神経根の部位が残存しているのを確認した」(岡本充功衆院議員)。

おやおや、それが事実だとすると大変です。

しかし実際は……?

結局、調査団は午後1時15分に到着。約30分間、品質の格付け現場や屠蓄場を視察した。当日、タイソンは日本への輸出条件である20カ月齢以下の牛肉を別途用意して判別する体制を示そうとしていたが、調査団は「見なくていい」と対応したという。このほか、食肉加工工場や牛の係留所なども視察せずに済ませた。

その後、タイソンが40分ほど、特定危険部位の除去に関する取り組みなどを説明して質疑応答へ。

約1 時間、その内容は「月齢証明ができる牛はどのぐらいいるのか」「枝肉から取り除いたタンや内臓などが、20カ月齢以下であることを確認できる仕組みはあるのか」「輸入再開で最大どのぐらいの輸出量が見込めるのか」「輸入再停止を引き起こしたアトランティック・ビール・アンド・ラムについてどう思うか」など 8項目に及んだという。

「髄液が飛び散っているとか、脊髄が除去されていないなど、日本で彼らが発言した内容に関する質問は、工場でも質疑応答の席でも一切出なかった」。タイソン側はこう主張する。

見ても聞いてもいねぇ m9(^Д^)

こうした調査団の姿勢に「小泉純一郎政権を糾弾するために、最初からアラを探しに来ただけではないか」という疑念をタイソンは抱いている。山岡副代表への抗議文に「日本国内の政争に利用されることは遺憾です」という一文を盛り込んだのはこのためだ。

何でも政争の具にするのが民主党流。

愚にもつかない話であります。