昔の人の名前って苗字と名前の間に「の」を入れますよね

そういえば疑問に思う。
http://www.h3.dion.ne.jp/~oneone-p/ii/no.html

「氏」が集団として拡大していくと、それらを区別しなければならなくなります。そこで発生したのが「苗字」なのです。例えば、「氏」である「藤原氏」の場合、京都(平安京)の九条通りに住んでいる「藤原氏」一族だから「九条」。二条通りに住んでいる「藤原氏」一族は「二条」さん。近衛府(朝廷の役職の一つ)で代々働いているから「近衛」さん。佐衛門府(近衛同様、朝廷の役職)で働いている「藤原氏」だから「佐藤」さんという風になります。「斎藤」さんは「斎宮」関係の「藤原氏」、「加藤」さんは加賀国に住んでいた「藤原氏」になります。これに対して「源氏」「平氏」は地方に赴いて開発領主として後に武士として発展していく一族が多く、その場合の多くはその赴任した土地の地名を名乗ることになります。それらが「苗字」となります。「源氏」では「足利」「新田」など、「平氏」では「梶原氏」「大庭氏」「三浦氏」「北条氏」などになります。

源頼朝の「源」は「氏」ですが、北条時政の「北条」は「苗字」なのです。すなわち、「氏」を名乗る場合は「氏」と「名前」の間に「の」が入り、「苗字」で名乗る場合は「の」が入らない

興味深い。