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ストーンオーシャン
3巻〜最終巻まで読破。プッチ神父の毎回の追い詰められようが少年漫画のラスボスらしくなくていい。やはりウェザー・リポートがキーパーソンでした。あと知性をもったプランクトンの集合・フーファイターズが主人公・徐倫とはぐくむ友情が素敵。

印象に残ったシーン

  • ラスボス・プッチ神父スタンド能力:第2形態、C-MOON
    • C-MOONは殴った物を「裏返す」能力。「裏返る」のは人体も然り。
    • この能力で主人公・徐倫の肉体を破壊する、プッチ神父
    • ところが徐倫は自らのスタンド能力「ストーンフリー」(自分の肉体をほどいて紐と化す)を使い、自分の体を表裏のない「メビウスの輪」に編み直す。視覚インパクト大。
      • イメージ的には第3部の花京院と多少カブるが、徐倫さんの凄い所は、それがまがりなりにも、自分の体をほどいた紐であるところ(切れると自分が痛い)。
      • その紐で網を張ったり、水蜘蛛を作ってバシャバシャ水面を走ったり、ばらばらになって仲間の身体の中に潜んだり、およそヒロインらしからぬ肉体酷使ぶりは「銃夢」のガリィに勝るとも劣らぬ。
    • しかもこのシーンは、主人公が姿を隠し、ラスボスが追いすがるという、王道の逆パターンをゆく(こんな必死なラスボスは見たことない。彼が精神を落ち着かせるための秘訣は「素数を数える」こと)。
  • 終盤の展開が!!

*1:一部嘘。