16タイプ実例(2)
昨日の続き。
16タイプはものの見方を4つの観点から各々2種類に分類するが、対人関係でもっとも見ための差が大きいのが外向(E)/内向(I)の観点。
Eタイプは、
- 観察したり決断している最中に、その多くを口に出してしまう。
- 人や行動への関心が活力の源となる、
- あまり長い時間一人で過ごしてると、生気がなくなる。
- 聞く側より話す側である。
で、Iタイプはその逆。
- 観察したことや決断したことを口に出さない。
- 考えや着想が活力の源となるが、激しい議論をすると生気がなくなる。
- 話すよりも聞き手に回る。
- 一人で考える「充電」時間が必要だと思う。
この差は対人関係において表現量の違いになる。大事なのは違うタイプの相手が求めていることの理解である。
どちらかというと、Eタイプの人がIタイプの人により多くの表現を求める場面が多いかと思う。Iタイプが意識的に表現量を増やす必要がある。
私がよくやるのは、話している最中に相手の表現方法を真似ること。相手の単語、口調、リズムを借りること。学校で習った「国語」の時間を思い出すといい。記述問題で「本文中の単語を使いなさい」と教わるだろう。あれと同じだ。