息吹き返すメインフレーム、“恐竜”IBMの復活に慌てるライバルたち

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/ex03/373813

分散システムが主流になった1990年代以降、IBMのメーンフレームは小型機に攻められっぱなしだった。この数年、実は逆転現象が起きている。

国内では2004年のサーバー市場で日本IBM富士通を抜き、17年ぶりに首位に返り咲いた。首位奪回の原動力になったLinux対応のメーンフレームは、対前年で40%以上販売台数を伸ばした。

世界市場でもIBMは2004年、サーバーの売上高を10%増やして、2位のヒューレット・パッカード(HP)を大きく引き離した。かつて、UNIXサーバーでIBMのメーンフレーム市場を脅かしたサン・マイクロシステムズは逆に売上高を3.9%落としている。

「ユーザー企業が分散システムのコストパフォーマンスの悪さに気づき始めた。市場のトレンドは分散から統合に向かっている」。日本IBMの渡辺朱美zシリーズ事業部長は自信たっぷりにメーンフレームの復活を宣言する。

へぇー。