「Firefox 1.0.2」日本語版を含む各国語版が公開~セキュリティ修正3件

 Firefox 1.0.2では、3件のセキュリティ修正を行なっている。このうち、GIFファイルに関するライブラリに発見されたヒープオーバーフローを引き起こす脆弱性(MFSA 2005-30)については、Mozilla Foundationのセキュリティ警告で危険度が最も高い“Critical”とされている。また、この脆弱性は、21日に公開された「Thunderbird 1.0.2」「Mozilla 1.7.6」ではすでに修正されている。

 このほかには、サイドバーパネルにおいて任意のコードが実行される脆弱性(MFSA 2005-31)や、XULファイルを利用して偽のスクロールバーなどを表示させ、ユーザーが操作を行なうと自動的にJavaScriptなどが実行されるページが作成できる脆弱性(MFSA 2005-32)の修正を行なっている。