森永ふんふんのゲーム実況

ここのところ森永ふんふんの実況動画を観てました。


この人の美点は、主に2つに分けられる。

  1. 声、喋り。実況動画なので、最重要。
  2. ゲームのチョイス。それほど有名ではないがコアな名作で、なおかつ実況者本人と合っている。

1点目については、声質の良さとトークのテンポの良さが挙げられる。

  • 声質がコナン君みたいな少年声で耳に心地いい
  • トークのテンポがラジオDJのようで軽快、飽きない

2点目については、プレイするゲームの傾向と、彼女自身の特性がうまくマッチしている点。

彼女が主にやるのは、小説のようにメインは文章で(挿絵のように写真やイラストを織り交ぜて)語られるストーリー中、重要な岐路で主人公の行動を選択するタイプの、いわゆる「ノベルゲーム」。

特に、「街」*1というゲームが名作との誉れ高い。

同日同じ街に偶然居合わせた、8人の主人公をかわるがわる操作し、BAD ENDにならないよう行動を調整して行くゲーム。かなり登場人物は多いし、主人公のうち2人は全くの別人だが瓜二つ(ゲーム画面では実写の俳優を使っているので、1人2役)というややこしい設定だが、彼女はほとんどの登場人物の顔と名前と関係を初見で記憶しながらこのゲームを進めている。これは本当にすごい。人間関係を充分に把握した上での、彼女の実況解説は、ゲームの魅力を十二分に引き出してくれる。

反面、試行錯誤、学習は苦手。Tomakのように、キャラクターのパラメーターを伸ばしていく育成系のゲームは苦手のようだ*2

*1:ソフィアの同名の曲が、CMのテーマソングで使われていた(→)。なお、個人的にはソフィアの松岡については「黒澤監督の孫娘(当時19歳)と出来ちゃった結婚」以外の記憶が無い。

*2:まあ、生首のインパクトで一躍有名になった韓国製のネタゲーだし、マジメにやってないだけかもしれないが……。