涼宮ハルヒの憂鬱 12話「ライブ アライブ」

あと2話分(原作「憂鬱」)で1クール終了。2クール目もやらないかなぁ。

本作は、作中のヒロインの意志によって「ありがちな設定」をあえて投入するというメタ・フィクション的な視点を取り入れつつ、単なる「セカイ系」に堕さず、非日常を日常に巧みに織り込んでボーイミーツガールな青春学園モノのテイストに仕上がっているのが面白い!

12話はまるまる挿入歌のプロモ状態(劇中で歌い上げるハルヒの顔が凄いことに!!!)。平野綾の歌唱はロック調に合うな。
OP曲聴いて「若いのに出来る」と思っていたが、ちゃんとフルコーラスを聴くと質が安定しない(アニメで使われる箇所以外は手抜きテイクなのか!?)。高域では喉を閉めて鼻声になっているのでキツそうだ。声はいいので惜しい。イントロやサビ終わりの〈一緒に来てください〉のやわらかいブレスの抜き方は、すこぶるチャーミング。ここらへんに磨きをかけて頂きたい。

あと鶴屋さんかわいいよ鶴屋さん